お子様の近視抑制治療

当院では、「リジュセアミニ点眼液0.025%」という小児期の近視の進行を抑える治療を行っています。
毎日就寝前に1滴点眼(1日1回)するだけの、非常に簡単な治療法です。

リジュセアミニ点眼液0.025%の特徴

リジュセアミニ点眼液0.025%はお子様の近視の進行を抑制するお薬です。防腐剤不使用で1回使い切りタイプのため、清潔かつ安全に使用することが出来ます。(1箱30本入り)
また、日本国内の製薬会社が製造し、初めて厚生労働省から承認され、より安心な近視抑制薬です。

治療の対象となる方

  1. 主に小児~10代後半までの方
  2. 3か月に1回の定期受診が可能な方

治療に関しての注意点

  1. 初回は仮性近視の除外診断のためのトロピカミド点眼液を1本処方して、次回受診時に正確な近視の度数を測定した後に初回のリジュセアミニ点眼液0.025%処方となります。
  2. 点眼薬1本(0.3ml)は、防腐剤不使用のため1回使い切りタイプです。
  3. 点眼薬のみの受け取りはできません。必ず診察が必要です。
  4. 3か月に一度の定期受診が必要です。10代後半までは治療継続が推奨されています。

治療費用について

この治療は、保険適応外です。健康保険や医療費助成金制度は適応されません。

  診察・検査費(税込み) 点眼薬代(税込み) 合計金額
初回処方時 1,100 円 4,380 円(1箱) 5,480 円
1週間後の再診(注1) 550 円 8,760 円(2箱) 9,310円
3ヶ月毎の定期検診 1,100 円 13,140円(3箱) 13,250円
・(注1)副作用チェックのための簡単な検査を行います。問題なければ2箱追加処方をします。

近視の進行を抑制することが大切な理由

子どもの近視は、主に眼球が楕円形に伸びてしまう(眼軸長が伸びる)ことで、ピント位置がずれることにより生じるケースが多くあります。

角膜から網膜までの距離が長くなり、目から入った光が網膜まで届かずに手前で焦点が合い、ぼやけている状態です。
近くを見ることが習慣化してしまうと近視になりやすく、一度眼軸長が伸びてしまうと戻ることがありません。
そのために眼軸長の伸びを抑えることが、近視の進行を抑制するためには重要となります。

眼軸長の画像

注意すること

1、点眼後、一時的に眩しく見えたり、目がかすんだりすることがあります。必ず就寝前に点眼するようにしてください。
※就寝前に点眼しても翌日まで眩しく見えることがあります。
2、翌日まで眩しさやかすみが続いている場合は、屋外での活動(スポーツなど)や自転車や自動車の運転は行わないでください。
また、太陽の光を直接見ないようにしてください。
3、1回に2滴点眼したり、1日に2回点眼したりしてはいけません。点眼し忘れてしまった場合は、忘れた分は点眼せず、次の就寝時に1回1滴を点眼してください。

副作用として一時的に眩しく見えたり、かすんで見えたりすることがあります。
重篤な副作用は認められませんでした。なにか異常を感じた場合は医師にご相談ください。

 

ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

診療時間

 
午前
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午後
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受付時間
月~土 午前 8:30~11:30 午後 14:00~16:00
※受付は12:00~14:00の間も行っております
※日曜・祝祭日は休診日となっております
※コンタクトレンズの受付時間は若干異なります。

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